ミールキットとは、食材を宅配してくれるサービスです!
プラスα、献立の提案、その料理を作るための食材の下処理・作り方まで用意し、食事の手助けまでを提供してくれます。
ミールキットを利用すれば、食材を買いに行く手間も省けます。
子育てや介護などで外出が困難な方やコロナ禍で外出を控えたいという方、忙しくて料理の時間が取れない方にはぴったりのサービスです。
この記事ではミールキットの詳しいサービス内容やメリット・デメリット、様々な商品との比較、おすすめミールキットまで紹介していきます!
どうぞ、最後までお読みください。
ミールキットってなに?
毎日の献立や食材選びが省けるようなサービスって何かないでしょうか?
ミールキットとは?
ミールキットとは食事を作るために、下処理された食材やレシピなど一式(kit)が入った商品です。
料理に必要な食材がすでにカットされ、余分な野菜くず等は出ません。
また、レシピが同封されているので、料理が苦手な人でも、それを見ながら調理すれば簡単に完成します。
当然、同じ料理ばかりではなく、種類も豊富でまる1ヶ月にわたり毎日違う料理を家族へ提供できることでしょう。
そんな、ミールキットは食材宅配サービスの1種なのです。
カタログやインターネットで注文した食材を定期的に家へ配達してくれます。
ミールキットをはじめとした食材宅配サービスは、女性の社会進出化によるキャリアウーマン・ワーキングマザーの増加や、高齢化社会の進展に伴い、忙しい女性・一人暮らしの高齢者を中心に需要が高まっています。
ミールキットは食材宅配サービスの中でも半調理タイプに該当します。
新鮮な食材や有機野菜が丸ごと送られてくるわけでは無いので、食材の無駄も省けます。
食材選び・メニュー決め・下処理が面倒
家族と自分のための食材選び、なかなか簡単そうで難しいものです。
スーパーマーケットで売っている食材は、安ければ良いというわけではありません。
また、献立も毎日同じ料理を出すわけにはいきません。
自分は良くても他の家族が飽きてしまうことでしょう。
野菜ならば下処理の際に、不要な皮や葉の部分は生ごみとなり、その生ごみもゴミ収集の日に出せないと、腐り始め不快感をも感じるでしょう。
かといって、コンビニ弁当で済ませることや、ウーバーイーツばかりを利用するのも健康的に心配です。
食材の買い出しや下処理も簡単、料理がバリエーションに富んで飽きない、そんな宅配食材サービスがあれば嬉しいことでしょう。
新型コロナの影響でなるべく外出を避けたい
ミールキットは外出して食材選びをする面倒さを省き、自宅にいながら食材が届く便利さもさることながら、新型コロナウイルス感染症の影響も人気が出た一因となっています。
お店で買い物をすること自体、不要不急の外出とは言えません。
しかし、感染のリスクは不要不急であろうが、なかろうが心配しなければいけないはずです。
「新型コロナウイルス感染症」は2021年に入ってもなかなか衰えをみせません。
緊急事態宣言も延長され、益々外出しづらくなってしまいました。
安全性の意味からもミールキットの需要は今後も伸びることでしょう。
ミールキットのサービス内容を紹介
ミールキットは、新型コロナウイルス感染症のリスクを避けるには最適のサービスですね。
そんなミールキットの内容を詳しく知りたいです。
ミールキットの中身は?
ミールキットでは毎日の夕食の献立レシピがカタログ等でまとめられています。
その中から好きな献立を選べば、献立に必要な食材が必要な分量だけ宅配されるシステムです。
食材の下ごしらえが済んで、味付け済みの食材が届くため、料理時間が短縮されます。
こちらでは、具体的な中身を紹介しましょう。
(例)海老とブロッコリーのオイスター炒め(2人前)
(1)内容量(385g)
- 具材:240g
- むきえび:100g
- 添付調味料:45g
(2)原材料
①具材(すべてカット済)
- ブロッコリー
- 玉ねぎ
- ぶなしめじ
- 赤ピーマン
②むきえび(味付け済)
③添付調味料
- チンジャオロースのたれ
④レシピ:調理法説明書
(3)商品サイズ
(高さ×奥行×幅):150mm×220mm×50mm
このように下処理もいらずフライパンさえあれば、レシピをみながらすぐに調理が可能です。
食べきりサイズなので残すこともまずないでしょう。
大家族には不向き?
大概のミールキットを扱う業者は4人用までなら、問題なく取り寄せることができます。
例えば、ご自身・配偶者・子供2人までなら丁度良い内容と言えます。
つまり、ミールキットは親子世帯のような核家族を対象とした宅配サービスです。
しかし、祖父母と同居している世帯はやはり足りないことでしょう。
5人以上の世帯の場合、各社の食材キットは2人前、3人前のもの等を利用し、家族の人数に応じ組み合わせて購入する方法が良いででしょう。
また、ミールキットの場合は、自分で食材をプラスしてカサ増しすることも可能です。
大家族では、このような柔軟な工夫をしながら対応しましょう。
一人暮らしも大いに活用!
ミールキットは親元から離れて暮らす大学生、そして独身の社会人の方々に打ってつけの食材宅配サービスです。
親元から離れて自由度が増すと
親元から離れて暮らす大学生の場合、親の拘束からすっかり解放されてか、自分の好きな物しか食べなくなる傾向があります。
大学の学食は摂取カロリー等も考えられていますが、友人とのランチはジャンクフード、朝食は抜く等、あまり健康を考えない食生活が懸念されます。
そのため、1人用のミールキットを利用すれば食物の過剰な偏向は避けられるはずです。
どんな人でも調理しやすいのがミールキットの強みです。
是非、学生の食生活の充実に利用したいものです。
同僚との付き合いが懸念される社会人
社会人として独立しても、独身者の食生活はあまり変わりません。
更に同僚との飲み会等で飲酒の機会が多くなるケースも目立ちます。
当然、お酒の席で健康的な食べ物を摂るのは難しいことでしょう。
そのため、一人での食事はミールキットを使った健康的な食事が欠かせません。
コンビニ弁当だけでは、とても健康を維持できる内容となっていないことは、皆さんご存じのはずです。
ミールキットのメリットは?
ミールキットは、なかなか便利な食材宅配サービスみたいで興味が出てきました。
そこで、ミールキットを利用するメリットについて詳しく教えて下さい。
- 買い物に行く必要がない
- 調理の時間がそれほどかからない
- 調味料、食材を余らせる心配がない
ミールキットのメリット①買い物に行く必要が無い
よく買い物にいくスーパー等が、自宅から徒歩1分など近場であれば不便など感じないはずです。
しかし、買い物の際に郊外のショッピングモール等へ、毎回マイカーを走らせているなら、やはり面倒なことでしょう。
おまけに、買い物にいくと必要な物はもちろん、余計な物まで買ってしまうことが良くあります。
場の雰囲気とは怖いもので、展示品の工夫や限定セール等、客が財布のひもを緩めるように店側も戦略を考えています。
それにのせられ、結果的に出費が多くなり『失敗した!!』と後悔するケースはあります。
そんな買い物の行き・帰りの不便さや、余計な物まで買って後悔することもないのがミールキットのメリットです。
カタログやインターネットでチェックし、必要な分の食材を注文できるので、結果的に食費を抑えられる効果があるでしょう。
ミールキットのメリット②調理の時間がそれほどかからない
ご夫婦共働きであったり、まだ小さい子供の世話に手間取ったりしていたら、調理に時間をかけることは難しくなります。
食材の下処理からはじめたら家族の帰宅時、夕食が間に合わないケースもあるはずです。
結果、コンビニ弁当や店屋物で済ますというケースも多くなります。
ミールキットならば、食材があらかじめカットされており、食材は袋から出して洗うことなくすぐ調理に回せます。
調理するため必要な作業としては焼く・炒めるなど、短時間の加熱や盛り付けなど手軽なものに限定されます。
2品を作るための所要時間は約10分~20分の場合が多いです。
商品の中には、単品のみなら最短5分で調理できるキットも販売されています。
食材のカットから味付けまで、すべてご自分で行えば約40分と、2倍の時間を要してしまうので、調理時間が節約され大変便利です。
ミールキットのメリット③調味料、食材を余らせる心配がない
お店で買い物をする場合、献立を考えてから来店するならともかく、スーパー等で売られている食材をみてから考える人も多いのではないでしょうか?
購入した食材で思い通りの献立を再現できれば良いのですが、結果的に食材が余る事もあるでしょう。
野菜は特に傷みやすく、最後まで使い切る前に古くなり捨ててしまうこともよくある話です。
また、既にストックしている調味料が何年も棚の上に、置きっ放しままというご家庭は多いはずです。
ミールキットの場合、目的の料理を作るため必要な分量の食材・調味料だけが入っています。
これなら食材や調味料を余らせることがありません。
その上、ミールキットは主菜・副菜の組み合わせ、日替わり・週替わりでメニューが固定されているなど、予め提供される料理が決まっていますので、当然、献立を考える手間もありせん。
ミールキットのデメリットは?
私はいつも車で15分かかるショッピングモールを利用しているので、ミールキットは我が家で利用するのに最適な食材宅配サービスと感じました。
しかし、ミールキットにもデメリットはあるでしょ?
- 賞味期限が短い
- 量が足りないことがある
- やや費用がかかることもある
ミールキットのデメリット①賞味期限に気を付けよう!
ミールキットは、届いたその日のうちに調理することを想定されたサービスが多いです。
つまり、冷凍されて宅配されるわけではありません。
賞味期限は届いた当日・翌日など短いケースがほとんどです。
また、野菜等は事前にカットされている食材ばかりです。
そのため、届いてから実際に調理するまで日にちが空いてしまうと、食材が傷んでしまうことも心配されます。
届いた当日・翌日のうちに調理できない状況だと、利用しにくいと感じることはあるでしょう。
申込前、よく賞味期限を確認してから、ご家庭で調理できるキットを選ぶことが大切です。
もちろん宅配で届くため、宅配される日時に自宅等へ家族の誰かがいないと、困った事態になるかもしれません。
食材が届く日、調理する日に外出はやはり控えた方が無難です。
ミールキットのデメリット②食べ盛りには足りない?
お子さんが中高生ともなれば食べ盛りとなり、一人で2人前を食べることも珍しくないはずです。
年の近い兄弟・姉妹ならば、やはり食事の量は考えなければいけません。
食べ盛りの子供、成人の食べる分量を考えると、ミールキット1人分の内容量は少なく感じることがあります。
普段からボリュームのある食事をよく食べる家庭には尚更でしょう。
そんな時は3人家庭ならば4人前の分量で注文するという方法も考えられます。
また、前述したように各社の食材キット2人前、3人前のもの等を利用し、家族の人数に応じ組み合わせて購入する方法が良いでしょう。
我が家でミールキットは分量を期待する主菜に向かないと感じたら、食卓を彩る小鉢等の箸休めとして利用するも良い方法です。
ミールキットのデメリット③やや費用がかかる!?
総務省の報告では3人世帯の場合、1人1食分の食費は約280円となっています(出典:総務省「家計調査(家計収支編)」2019年度を基に算出)。
一方、ミールキットの場合は1人1食分の料金は500円~800円の場合が多く、約200円~500円程度割高と言えます。
もちろん、外出で買い物をした場合、マイカーや公共交通機関を利用するなら、ガソリン代や運賃等も考慮に入れるべきでしょう。
また、下処理も既に終わっているので、便利で安全な面を考慮するなら、ミールキットを選んだ方が良いでしょう。
ただし、外資系のスーパーでよくみられる、大量にまとめ買いできるシステムの方が我が家向きと感じたなら、ミールキットの利用の必要性はあまりないかもしれません。
ミールキットの利用に適した人とは?
ミールキットは、どんな家庭にも一律に便利なサービスとは言えないことがわかりました。
では、ミールキットを利用した方が良いのはどんな方々なのか教えて欲しいです。
- 外出を極力避けたい人
- 栄養バランスを気にしている人
- 料理のレパートリーが少ない人
ミールキットがおすすめの人①外出が億劫または外出が少々怖い人
単純にお店へ行くのが面倒な人は、ミールキットのサービスが向いています。
外出が面倒とはいえ、缶詰や冷凍食品等、保存に良いものばかり食べていては、あまり健康に良いといえません。
ミールキットでは生の野菜、そして変化に富んだ料理を食べることができ、健康維持も心配ありません。
また、現在の「新型コロナウイルス感染症」への感染が怖い方々にも最適です。
残念ながら大手百貨店で「クラスター」が発生し、休業へ追い込まれる事態となったニュースは記憶に新しいことでしょう。
当然、皆さんが良く利用するスーパーやショッピングモールでも、クラスターが絶対に発生しないとは断言できません。
最近では新規感染症の他に重症患者も急増している状況では、自宅で何事も対応することが望まれます。
ミールキットは健康管理に気を使った料理が作れるので、保存食だけに頼るより、断然健康管理に役立ちます。
ミールキットがおすすめの人②栄養のバランスに気を付けたい人
ミールキットでは、各業者が栄養バランスも考えて献立を考えていることもあり、栄養バランスに気をつけたいと考えている方にもおすすめできるサービスとなっています。
健康意識が高い人
肥満などの生活習慣病などを気にする方など、健康意識が高い方や健康状態が気になってきた方には、おすすめと言えるでしょう。
ミールキットでは、栄養士や料理研究家の方々が、味だけではなく栄養バランスなどもしっかりと考えて献立を提供しています。
その事から、健康には気をつけたいけれども、栄養面のバランスや栄養素などの専門的な知識が無いと言う方でも、安心して健康的な食事が出来ると言えるでしょう。
小さいお子さんや妊婦さんにも
小さいお子さんは、これからグングン成長していきます。
丈夫な骨や筋肉を作るには、食事を大量に与えるのではなく、栄養バランスを考慮しなければいけません。
ミールキットでは、この栄養バランスへ配慮した食材や献立が用意されています。
栄養バランスを考えると言う意味では、体調管理が重要な妊婦さんや、産後に乳児と一緒の生活が続き外出の難しい産婦の健康維持にもミールキットは大変役立つと言えるでしょう。
ミールキットがおすすめの人③料理のレパートリーが少ない人
ミールキットの献立は、毎日違うので変化に富んでいます。
つくれる料理がまだまだ少ない人で、料理のレパートリーを増やしたい場合や献立を毎日考えるのが面倒な場合にもおすすめです。
ミールキットの献立は、日替わり・週替わりで用意されて、その献立を考えるのも有名シェフや料理研究家などの方ですので、自分ではなかなか思いつかない、ユニークな料理も楽しむことができるでしょう。
ミールキットでは、これらの料理に必要な食材が人数分で届くので、食材を買いすぎるという失敗もなくなり、料理に必要なレシピも準備されているので、料理を作り終わった後からでも、レシピの確認やアレンジを考えるのも良いでしょう。
料理が苦手な方は、ミールキットで一から料理を始めて、料理をする事に慣れていくと言う使い方も良いでしょう。
おすすめミールキット3選!
ミールキットは、献立を考えることが苦手な私にも安心なので、ぜひ購入したいですね。
そこで、おすすめのミールキットがあれば教えて下さい。
- コープデリミールキット
- ヨシケイミールキット
- イオンcookit
コープデリ「コープデリミールキット」
健康を考えた料理はもちろんですが、世界で有名な料理、消費期限が比較的長い料理等、コンセプト別に6シリーズが用意されています。
毎週40品目以上のメニューをラインアップしているので、献立がマンネリ化することもありません。
また、毎回冷蔵で届けられます。
利用するシーンに配慮したレシピ開発へ力を入れており、知名度の高い料理人が監修したレシピも付いています。
CO-OP(生協)が取り扱う!
コープデリミールキットを販売する「生活協同組合(CO-OP)」は、新聞の折り込みチラシや、店舗、訪問販売で皆さん良くご存知ではないでしょうか。
この生活協同組合は各消費者がお金(出資金)を出し合い組合員となって、協同で運営・利用する組織です。
この組織は、1951年に施行された生協法(1948年制定)に基づいて設立されました。
CO-OPはこのミールキットの他、共済事業・福祉介護事業・葬祭事業等も行っている団体として有名です。
ミールキットのコース
いずれのコースも主に2~3人前が多く、週3日以上から利用が出来ます。
和・洋・中・郷土料理と、バランスの良いメニューとなっています。(表示価格は2020年12月現在のもの)
(1)主菜コース
主菜のみ宅配されるコースです。
2~3人前で861円(税込)で販売されています。
(2)副菜付らくうま2品コース
主菜+副菜2品が宅配されるコースです。
2人前で11,045円(税込)・3人前で1,404円(税込)で販売されています。
(3)副菜付いろどり3品コース
主菜+副菜+副菜の3品が宅配されるコースです。
2人前で1,274円(税込)・3人前で1,598円(税込)で販売されています。
ヨシケイ「ミールキット」
各ご家庭のライフスタイルに合わせ「プチママ」「Cut Meal」「バリエーションコース」「クイックダイニングコース」という4種類のミールキットを用意しています。
もちろん管理栄養士の監修付きで、栄養のバランスもしっかり考えられています。
ストックしやすい単品も提供され、初めての方は5日間のお試しセット『お試し5days』の購入もできます。
ヨシケイが取り扱う!
ヨシケイは日本の全国各地で食材宅配サービスを展開する企業グループであり1978年に設立されました。
食材宅配サービスの代表的企業であり、メニューブックから次週分の注文を選び申込書に記載、訪問してきたスタッフへ渡すと毎日その日の分の献立を配送するというシステムを確立したのはヨシケイです。
選べる4つのミールキット
ミールキットは非常に豊富なバリエーションとなっています。
保冷性に優れたクールBOXへ、すべての材料を入れて届けられます。
(1)プチママ
15年以上続く人気メニューとなっていて、約20分程度で完成する料理ばかりです。
初めて利用する場合は『お試し5days』で、5日間(月~金曜)分が届けられ、2人用は3,000円(税込)・3人用は4,500円(税込)、4人用は6,000円(税込)となります。
(2)Cut Meal
既にカット、下ごしらえ済みの食材で手軽に調理できて、10分~15分で完成する料理ばかりです。
初めて利用する場合は『お試し5days』で、5日間(月~金曜)分が届けられ、2人用は3,000円(税込)・3人用は4,500円(税込)、4人用は6,000円(税込)となります。
(3)バリエーションコース
洋食をメインとしつつも、和テイストで味付けする個性的なメニューが多いコースです。
このコースも、5日間(月~金曜)分が届けられ、2人用で3,500円(税込)・3人用で5,250円(税込)となります。
(4)クイックダイニングコース
本格的なお店の料理を手軽に再現できるコースとなっています。
このコースも、5日間(月~金曜)分が届けられ、2人用で3,500円(税込)・3人用で5,250円(税込)となります。
イオン「まるごと献立キット CooKit(クッキット)」
主に一人暮らしの方々・ご夫婦2人世帯などに、おすすめのミールキットとなり、1~2人前の商品を販売しています。
ミールキットは既に述べた2社と同じく、冷蔵してあるチルドの他、保存が利きいつでもストックできる冷凍のフローズンがあります。
イオンが取り扱う!
日本国内外300余の企業で構成される、大手流通グループであるイオングループが販売しています。
小売業で世界第12位、日本では第1位の業界首位となっています。
こちらは1926年に設立され、以前の称号はジャスコだったので、そちらの名前に親近感のある方々も多いことでしょう。
献立キット
特にフローズンのバリエーションが豊かであり、2人前の商品がほとんどです。
お値段は、チルドなら748円(税込)、フローズンは877円(税込)となっています。
もちろんお近くのイオンでも売っていますが、自宅へ届けてもらうことも可能(おうちでイオン)です。
自家製でミールキットを作る?
業者の扱うミールキットはどれも個性豊かなものばかりですね。
一方、私の友人は食材を一度にまとめて買い込んで、自作でミールキットを作っているそうです。
土日が暇なら
共働き家庭ではあるけれども、ご夫婦のどちらか一方が土日にゆっくりできるという場合もあるはずです。
そんな時は『自家製ミールキット』に挑戦するのも良いでしょう。
土曜か日曜に平日5日分の仕込みを終わらせ、平日は自作したミールキットで手早く料理を作る方法です。
これならば、ご家庭の事情に合った分量や、家族の食物アレルギー等にも対応できます。
当然、下処理した野菜や肉は冷蔵だと傷んでしまうので冷凍用保存袋に入れ冷凍する事で、3週間の日持ちをさせることが出来ます。
ご夫婦やお子さんと手分けしてミールキットを作っても楽しいことでしょう。
自家製ミールキットのコツ
自家製ミールキットを作る場合のコツは次の通りです。
野菜のキット、肉や魚のキットは分けて冷凍保存
土曜か日曜に平日5日分の仕込みを終わらせるので、平日は野菜や肉を切る必要はありません。
野菜のキットの場合に水分が良く出るので、ペーパータオルで水分を良くふき取ってから、冷凍用保存袋へ入れます。
その際、空気はできるだけ抜き、平らにならすのがポイントです。
肉や魚のキットの場合は味付けを事前に行っておきます。
こちらも空気はできるだけ抜き、平らにならすのがポイントです。
むしろ上手に調理できる
『冷凍すれば味が落ちるかもしれない』と心配な方々も多いことでしょう。
しかし、冷凍することでカットした野菜の細胞が壊れ、火が通りやすく調味料の味も良くしみ込みます。
また、野菜と肉・魚を分けて冷凍することで、食感と色味を残して調理が可能です。
もちろん使用する時に、わざわざ解凍せず、凍ったまま食材をフライパンや鍋に入れて調理します。
これなら業者から買うよりも、はるかに割安な食費となります。
3週間分も作れば面倒な買い物のための外出もセーブできるはずです。
自家製ミールキットの注意点
なかなか食費が抑えられそうな自家製ミールキットですが、やはり注意点もあります。
献立をどうするか悩むことも
少なくとも5日分の献立が頭に無いと、自家製ミールキットでどんな食材を準備するべきか決められません。
また、料理のレパートリーも少なければワンパターンな料理になり、家族に飽きられてしまうおそれもあります。
結局、生ごみは出る?
実際に調理する時、ほとんどゴミはでません。
それは良いのですが下処理時に野菜の皮など、多めに生ごみが出てしまいます。
夏場に生ごみの放置は大変な事態となるので、下処理後の生ごみは早めに廃棄しましょう。
まとめ
業者のミールキットは、費用がある程度かかるもののバリエーション豊かで、届いたらあとは調理をすれば良いだけです。
ただし、ご家族に食物アレルギーの人がいれば、食材の内容は事前にしっかり確認する必要があります。
一方、自家製ミールキットの場合なら、よりご家庭の事情に合わせることができます。
しかし、まとめて下処理のできる日がないと、なかなか作業は進まいことが難点と言えます。
ご自身に合った、ミールキットの使う方を見つけてみて下さい。